みなさん、コロコロチキチキペッパーズのナダルさんをご存知ですか?
独特のキャラクターで人気を集めているナダルさんですが、実は芸人になる前に意外な経歴があったんです。
今回は、ナダルさんの前職である漬物屋営業マン時代のエピソードをご紹介します。
腐ったサンプルで出禁になった?噂の真相も明らかに!
ナダルの漬物屋営業マン時代とは

まず、ナダルさんの漬物屋営業マン時代について簡単におさらいしましょう。
ナダルは近畿大学農学部を卒業後、水族館の飼育員を目指していました。
しかし、倍率の高さから断念し、神戸市の漬物会社に就職することに。
約3年間、営業職として働いていたナダル。
この時期に、後の芸人としてのキャラクターの原型が形成されたと言われています。
衝撃の営業エピソード

ナダルさんの漬物屋営業マン時代には、数々の面白いエピソードがあります。
中でも特に有名なのが、「腐ったサンプル」事件です。
ある日、ナダルさんは新規開拓の営業で大口取引先を訪問しました。
しかし、サンプルや試食を持参せず、見積もりだけを持って行ったのです。
案の定、取引先から「こんなの営業じゃない」と強く叱責されてしまいました。
反省したナダルさんは、次回の訪問時にサンプルと保冷剤を用意しました。
ところが、猛暑のせいで漬物が腐ってしまい、袋がパンパンに膨らんでしまったのです。
それでも、前回怒られたことを思い出し、腐ったサンプルをそのまま持参。
取引先に対し、「今、腐ってますけど、食べんほうがいいですよ」と平然と言い放ったそうです。
当然、取引先は激怒。「臭い。こんなこと言ったことないけど、出禁だ」と言われてしまいました。
結局、この営業先との契約は成立しませんでした。
しかし、後日談があります。
実はこの「出禁」エピソード、ナダルさん本人が少し盛っていたことが明らかになりました。
営業先から「出禁とは言ってません。盛ってます」と暴露されたのです。
これに対しナダルさん、「芸人はオチがいるから盛る」と語っています。
真面目で不器用、でもどこかズレている。
このエピソードから、ナダルさんの芸人としてのキャラクターの原型が見えてきますね。
お笑い芸人を目指したきっかけ

では、なぜナダルさんは漬物屋営業マンから芸人への転身を決意したのでしょうか?
実は、ナダルさんが本格的にお笑いに興味を持ったのは大学時代でした。
きっかけは、テレビ番組『オールザッツ漫才』で麒麟の漫才を見たこと。
それまで芸人に全く興味がなかったナダルさんですが、この経験でお笑いの世界に惹かれ始めます。
大学卒業後、漬物会社で働きながらも、「このままでいいのか」と考えるようになりました。
水族館の飼育員になる夢が叶わなかったこと、営業職での苦労。
これらの経験を経て、ナダルさんはNSC(吉本総合芸能学院)大阪校への入学を決意したのです。
ナダルさん自身、「自分には特に自信がなかった」と振り返っています。
お笑いの世界で結果が出なければ辞めていたかもしれない、とも語っています。
まとめ
いかがでしたか?
ナダルさんの漬物屋営業マン時代のエピソードをご紹介しました。
腐ったサンプルを持参するなど、独特な営業スタイルが印象的ですね。
この経験が、ナダルさんの「ズレた真面目さ」と「人のせいにする芸風」の土台になっているのかもしれません。
漬物屋営業マンから芸人への転身。
ナダルさんの意外な経歴が、今の彼の魅力につながっているのではないでしょうか。
これからのナダルさんの活躍にも、ますます注目が集まりそうです!