バドミントン女子ダブルスで世界トップを走ってきた志田千陽選手が、2025年9月より新たに五十嵐有紗選手とペアを組むことが発表されました。
長年日本代表の主力として活躍した「シダマツ」ペアが解消された直後の大きな転換点に、ファンや関係者から大きな注目が集まっています。
シダマツ解消の背景と理由

志田千陽選手と松山奈未選手の「シダマツ」ペアは、2025年8月の世界選手権(パリ大会)を最後に解消されました。
解消理由については「モチベーションの違い」が大きな要因とされています。
志田選手は「女子ダブルスで世界一を目指す」強い意志を持つ一方、松山選手は「これ以上強くなる自分を想像できず、志田さんの目標を壊してしまうことが怖かった」会見で語っています。
長年のパートナーシップを経て、互いの将来を尊重した決断となりました。
志田千陽と五十嵐有紗の新ペア結成

新たなパートナーとして選ばれたのは、BIPROGY所属の五十嵐有紗選手です。
五十嵐選手は混合ダブルスでも国際的な経験を積んでおり、高い身体能力と安定したプレーで知られています。
志田選手とのコンビネーション次第では、世界のトップペアに割って入る可能性も十分にあります。
2人は9月の香港オープン2025(Super 500)での国際大会デビューを目標に調整を進めており、国内では11月の「熊本マスターズジャパン」への出場も予定されています。

新ペアに寄せられる期待と今後の大会予定

両選手は「新たな頂点を目指す」とコメントを発表しており、日本代表の中でも大きな期待を背負っています。
五十嵐選手の攻撃的なプレースタイルと、志田選手の粘り強いラリー力が噛み合えば、世界大会でのメダル獲得も夢ではありません。
9月の香港オープンを皮切りに、年末にかけて国際大会での活躍が注目されるシーズンとなりそうです。
まとめ
「シダマツ」ペアの解消は寂しさを残しつつも、志田千陽選手にとっては新たな挑戦の始まりです。
五十嵐有紗選手との新ペアは、国内外の大会でどのような結果を残すのか大きな注目を集めています。
今後の活躍次第では、日本女子ダブルスの勢力図が大きく変わる可能性もあります。
2人がどのような快進撃を見せるのか、引き続き目が離せません。
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