最近、吉本興業所属の複数の芸人がオンラインカジノに関与していた疑惑で警視庁の事情聴取を受け、芸能活動を自粛する事態が起こりました。
そんな中、お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さんにもオンラインカジノ疑惑が浮上しました。
こうした情報に信ぴょう性があるのでしょうか?
今回は、粗品さんのオンラインカジノへの関与の有無を調査します。
オンラインカジノ疑惑とは?

オンラインカジノは海外に拠点を持つサイトを利用してインターネット上で賭博を行うもので、日本国内では違法とされています。
海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは犯罪です。
出典:警視庁
吉本興業所属の複数の芸人がこうした違法なオンラインカジノを利用したことが判明し、コンプライアンス違反を指摘され、芸能活動の自粛に追い込まれている芸人もいます。
粗品さんもオンラインカジノへの関与が疑われています。
本当に彼はオンラインカジノに関与したのでしょうか?
粗品のオンラインカジノへの関与の有無

結論から言うと、現時点で粗品さんがオンラインカジノを利用していたという確固たる証拠はありません。
彼の名前が疑惑とともに挙がった背景には、粗品さんが「ギャンブル好き」であることが関係していると考えられます。
粗品さんは自身のYouTubeチャンネルでオンラインカジノ問題について言及しています。
彼は「ソシー(自身のチャンネル内で使われる仮想通貨のようなもの)」を例に挙げ、「ソシーでやるなら問題ないが、お金を賭けるのはダメ」と発言しました。
「このソシーっていうのは、何にも交換できへんし。何にも使えへん。何も買ったりできへん。そのソシーを持ってるからって何の得にもならん。お金と真逆の概念です」と説明した上で「ホンマの金でやってまうからあかんねん」
出典:日刊スポーツ
この発言からも、彼が違法賭博に手を染めているとは考えにくいです。
粗品のギャンブルとの関わり

一方で、粗品さんがギャンブル好きであることは広く知られています。
彼は過去に多額の資金を競馬やパチンコに費やし、その様子を自身のYouTubeチャンネルで公開しています。
特に有名なのは、2024年1月に中央競馬で約2400万円の馬券を的中させ、その全額を能登半島地震の被災者支援のために寄付したエピソードです。
「競馬で2400万円勝った」という文字とともに、本名のササキナオトで「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」口座へ、配当金の2412万3700円全額を振り込んだ画像を添付。
出典:日刊スポーツ
また、お金に関する独自の哲学を持ち、「お金には執着がない」と語っています。
あれは自分よりお金が必要な人がおる、というのが目に見えた瞬間だったので寄付しました。基本的には金に執着がなさすぎるだけ。どうでもいいと思っています。
出典:デイリー
さらに、ギャンブルの負けが続いた際には、「借金をしてでも続ける」と発言することもあり、その豪快なスタイルがファンの間で話題となっています。
しかし、彼が行っているのは競馬やパチンコなど日本国内で合法とされるギャンブルであり、オンラインカジノのような違法なものとは異なります。
まとめ
粗品さんのオンラインカジノ疑惑について調査した結果、彼がオンラインカジノに関わっているという確たる証拠は存在しません。
ギャンブル好きな芸人であることは事実ですが、彼が行っているのは競馬やパチンコといった合法的な範囲のギャンブルです。
彼が合法なギャンブルに興じる様子がYoutubeで配信され、人気チャンネルとなっています。
今後も、彼のギャンブルエピソードには注目が集まりそうです。